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『チャイルド・プレイ』(リブート版)を観てきた。  トイストーリー4を観たあとでコレかいって気がせんこともないけど、同じオモチャ繋がりやし、主人公の名前はどっちもアンディってことで観てきた。 今回がっつりネタバレありありなんで(しかも長い)ご了承ください。  ラース・クレヴバーグ監督によるチャイルド・プレイシリーズ第1作目のリブート。 通算では8作目らしいけど『チャッキーの花嫁』までしか観てないんで、その後のことはよく知りまへん。  初代もリブートもどちらも殺人人形チャッキーにまつわるお話ってのは同じ。 ただ初代チャッキーは呪(まじな)いをかじった犯罪者が死に間際に人形へ魂を転移させたことが原動力だったことに対して、今回のリブート版ではAIを搭載した最新ハイテクガジェットとしての機能が(意図されて)狂ったっていう大きな違いがある。  主人公アンディも初代では可愛らしい幼児だったのに対して、リブート版はなかなかマセた中学生くらいの少年。 そして初代アンディママは女手ひとつで息子を育てる実直なお母さんだったのに対して、こっちはオトコを連れ込んでイチャコラするなかなかのビッチ(しかも相手は既婚者)。  まぁそんな感じでオリジナル版とは設定やらが色々と違うから、賛否が分かれるのは致し方なし。 でも個人的な意見としては、昔とまったく同じようにリメイクしただけのモノなんて絶対にオリジナルを超えることなんてないし、そんなモンにお金払いたくないから全然ウェルカム。 オリジナル版に対しての熱い想いとかリスペクトがあれば、むしろそうすべきとすら思ってる。  グッド・ガイ人形改めバディ人形の新チャッキーは視覚センサーやら声紋照合はもちろんのこと、なんと学習機能も付いてるわ、スマホと連動してアプリ経由で配車サービスまでしてくれるスグレモノ。 思わずスマートスピーカーみたいに「OKグー○ル」なんて声をかけてしまいそう。  最新テクノロジーが人間社会に牙をむいた時の恐怖を描いたモノって昔から存在するテーマやけど、コレも制御しきられへんAIの暴走とも言えるし、単純なホラーというよりはSFスリラー的な怖さを感じた。  そんな新チャッキーが最初の凶行に及ぶのは親友アンディを想ってのこと。 徐々にエスカレートしていくその行動は、当然ながら決して褒められたモンやないけど、その根底にあるのはアンディのためにという歪んだ想い。 あらま…なんか切ないな…なんてそんなことを考えながら観てたら、初代チャッキーのような復讐と怨念の塊だった殺人人形とは違って、一抹の憐れみというか同情の余地がある気がしてきて、観終わったあとはなんだかとても複雑な気分になってしもた。  本当に親友が欲しかったのはアンディじゃなくて、チャッキーの方だったのかもね、って。 トイストーリー4もそうやったけど、最近のオモチャ映画界では鑑賞後にほろ苦い気持ちにさせるのが流行ってんのか?って思った。  一応R15指定はされてるけど、えげつないほどのゴア描写は無くてそこも良かった。 過激さを求める人からしたらそれはマイナスなんかもしれんけど、プロットがちゃんとしてれば必要以上のグロさは要らない。  それにしても新チャッキーのお声を演じる、THE☆仕事を選ばない男マーク・ハミル様の怪演が光った。 あなた仮にもスカイウォーカー家を代表する銀河系のレジェンド、ジェダイ・マスターのルーク様でしょ。 ちったぁ仕事選びなさいよ(笑)。 チャッキーが歌を口ずさむシーンでは「うわ歌へったくそwww」ってなって、オモロいんか気持ち悪いんかよく分からんかった。 ダークサイドに堕ちたルーク様、フォースの力は凄いけど歌唱力はゼロでした…。  ところで映画館で映画を観るときってポップコーンとかドリンク買います? 映画鑑賞代やグッズ販売のお金って映画館側には微々たる額しか残らないらしくって、飲食代は映画館を運営・存続させるための大切な収益源なんですって。 ひとつでも多くの映画が観れるように、街の映画館を守りましょう。  サヨナラサヨナラサヨナラ。  ※予告編をいくつか ※オリジナル版予告編 ※チャッキーによって殺られたトイストーリーのキャラたち… (しかもチャイルド・プレイ公式…攻めすぎててイカす!)  #childsplay #チャイルドプレイ #larsklevberg #ラースクレヴバーグ #donmancini #ドンマンシーニ #orionpictures #オライオンピクチャーズ #chucky #チャッキー #goodguys #グッドガイ #グッドガイ人形 #buddi #バディ #バディ人形 #markhamill #マークハミル #ルークスカイウォーカー #ボクたち死ぬまで親友だよね #山崎邦正

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